1.はじめに 
 2.研究・教育方針 
 3.研究テーマ 
  3.1安全と防災
  3.2設計と建設 
  3.3感性と力学 
  3.4環境と構造 
 4.研究室の学生の声 
 5.むすび 
  
 6.研究室の紹介記事 
 7.旧「研究室の紹介」 
 
 2.研究・教育方針

 研究の方針は,「理論から実際へ 実際から理論へ」である.新しい着想で,実務現場にある課題に挑み,また,現場の課題から対応する新しい理論・技術を研究し開発することを目指している.目的を実現するには,十分な時間と力が必要なので,学生諸君が大学院に進学することを前提に教育・研究方針をたてている.



 学生の研究テーマは,外部組織との共同研究,または,課題解決のための基礎的研究から選び,現場とのつながりを意識,あるいは,実践することで,課題の捉え方や課題解決能力を身につけてもらう.そうは言っても,研究を進めるために基本的な知識や態度が必要なので,まず,研究室に来てくれた4年生は約3ヶ月間の研修を受ける.

 研修内容はGPS(人工衛星測量システム)による計測とコンピュータを使った数値力学解析の実践で,大学院の1年生が,先輩たちが残してくれた研修カリキュラムと前年自分たちが受けた研修内容を参考にして企画・実施する.この研修は4年生のためだけでなく,大学院生にとっても指導される側からする側に立つよい機会で,指導力を身につけてもらうことを狙っている.

 4年生には,この研修を通じて,レポート作成と成果の発表が毎週課せられており,実習するだけでなく,調べたことや考えたこと,結果にいたるまでのプロセスを記録し,取りまとめる習慣,さらに,人前で説明する技術を学ぶことができる.

 研修が終わると,4年生は研究テーマごとのグループに所属し,いよいよ本格的な研究室生活がスタートする.グループは毎年3〜4つ設け,ひとつのグループはおおよそ,大学院2年生,1年生各1名,学部4年生1〜2名で構成される.研究室のゼミでは,研究グループごとに進捗状況の報告,結果の考察,次の取り組み課題の指示・確認をする.研究が佳境に入る秋からは,学生諸君も自らいろいろできるようになり,いよいよ面白くなってくる.

 学生の研究成果は,必ず学会で発表をする方針である.発表方法,研究内容が優れているとして,これまでにも多くの先輩たちが,全国,支部の優秀発表賞を受賞している.このことは私たちの誇りであり,後輩たちの励みにもなり大変うれしく思っている.最近では国際的な場で発表することも増えてきた.国際学会で英語発表なんて,と思うかもしれないが,みんな立派にやってくれている.「やればできる(You can do it !)」である.  


 
 
 

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