トンネルやエネルギーを生み出すために地下を掘削しますが、地面のなかの状態は不確実でどのような現象が起こるか予測することは困難です。岩盤の動きをミクロの精度で計測し、安全に構造物建設するための設計法や解析手法を研究しています。

◆情報化設計・施工とは

橋梁のような一般構造物では、材料(鋼、コンクリート)の剛性や強度のような力学特性、および、外力が明らかです。したがって、構造力学などの方法を用いて設計し、それにしたがって構造物を建設すると、間違いなく安全に完成できます。
一方、トンネル、地下空洞、人工斜面などの岩盤構造物では岩盤の力学特性が不明確で(実験で求めることも難しい)、しかも、外力もまた、一般には不明確です。そのような状況で、詳細な設計を行なっても、正確さは欠けたものになります。
そこで、建設中の岩盤の挙動を計測して、安全性の確認や設計の妥当性を検討しながら工事を進めることが必要となります。この際、計測は、非常に重要で、計測結果に基づいて設計を合理的なものに変更することがあります。
このように設計、施工、計測が互いに密接に関連させ、観察・計測しながら設計・施工を行なうので、情報化設計・施工と呼ばれています。

・現場計測結果の逆解析による空洞安定評価手法の開発
 
・岩盤の支保と補強
 
・逆解析システムの適用事例

研究成果

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